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トヨタ式「スピード問題解決」 / 若松 義人

トヨタ式「スピード問題解決」 (PHPビジネス新書 63)|若松義人|PHPビジネス新書|自己啓発|コミュニケーション|ビジネス|経営・経営者本|トヨタ式「スピード問題解決」
なぜトヨタの社員は「速さ」と「質」を両立できるのか?

若松義人 (著)
PHPビジネス新書
2008/07/19

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【著者略歴】(著書解説より)
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社社長。中国西安交通大学客員教授。


【概要】(著書より)
トヨタの問題解決にかける意気込みはすさまじい。「問題が見つからないなら見つかるまで探せ」という考えの元、徹底して問題を探り出し、「なぜ」を繰り返してその真因を探り、それを解決すると同時によりよい解決策を探る…。こうした取り組みにより問題を早期に解決することで、トヨタは「速さ」を手に入れているのだ。本書は、あらゆる現場で応用可能なトヨタ式「スピード問題解決」の具体的手法を、エピソード満載で説く。


【目次&分析】
はじめに
1章 見えない問題をまず「視える化」する
 ?着手の早期化
 1.困らなければ誰も解決しない。ならば困らせよ
 2.解決は現状維持のためではない。変革のためである
 3.目標は高く。現状とのギャップが危機意識になる
 4.質問を工夫せよ。「はい」「いいえ」だけで答えさせるな
 5.問題は近づくと小さくなる。だが遠ざかると大きくなる
ここではまず、トヨタ式でいうところの問題とは何か?また、そういった問題点をどうやって見つけ出すかについて書かれています。
問題がないことこそ、問題と考え、極限的な状況に追い込んで問題をあぶりだしたり、常識を疑ってみて問題点を見つけるという作業を行う。
トヨタでは、問題解決=悪い点を改善するだけでなく、問題解決=現状を更によくすると捉えているようにもみえました。

その問題を見つけ出す作業の中で出てきた上司から部下への質問例。「何か問題はないか?」といった「はい」「いいえ」で答えられる質問をせず、「○○はどうなっている?」「昨夜の○○の原因と対処は?」といった質問をするというもの。前者をクローズド質問、後者をオープン質問というが、これは会話を広げるための質問の仕方として、日常会話でも積極的に取り入れていきたいものでした。


2章 見えない問題をまず「視える化」する
 ?着手の早期化
 1.「なぜ」をくり返せ。「もう十分」と思ってもくり返せ
 2.見つからない?見つかるまで探してないだけだ
 3.仕事に「お任せ」はない。当事者だけでやるのが仕事だ
 4.弁解は時間のムダづかい。その時間に解決案を考えよ
トヨタではある問題に対し、「なぜ?」を5回は繰り返すという。最初の「なぜ?」から導き出される回答は表向きの問題しか解決出来ず、応急処置をしたに過ぎないと考えるためである。最初の「なぜ?」から導き出された原因が「なぜ起きたか?」を調査し、更にその原因にも「なぜ?」を突きつける。こうして掘り下げて見つかった真因を処置しない限り、問題は再び起こり、解決したことにはならない。


3章 スピードと正確さをベストに調和させる
 ?着実性の向上
 1.手段を一つと決め付けない。異論がなければ異論をつくれ
 2.「一割減」では一割増の知恵。「半減」でこそ倍の知恵が出る
 3.一気にやると拙速を招く。早くやるには気長にやることだ
 4.成功法が一つある。成功するまでやめないことだ
 5.失敗は許される。ただし同じ失敗は許されない
まず、計画の立て方もユニークでした。通常、見込み数字というのは良い方向にだけ考え、プラスαで計画してしまいがちである。しかし、正確な計画を立てるため、見込み的なものは「うまくいかなかった場合は?」を必ず同時に考えるというもの。これも、現状問題にはなっていないが、将来的に問題になりうる項目をあぶりだすという考え方に繋がる。

また、2番目の項目が、先の「極限に追い込んで・・・」というのに繋がる。中途半端な改革を打ち立てるより、無理と言われる目標を設定することで、全く新たな知識が生まれるというもの。小さな課題は努力で解決するが、大胆な課題は斬新なアイデア・知恵が必要になるという考え方は耳にしたことがあると思いますが、ここではその実践例が書かれています。


4章 解決力を競争力に進化させていく
 ?到着点の遠大化
 1.結果をみよ。フォローせよ。解決は終点ではない
 2.標準をつくれ。異常がすぐわかるようにするんだ
 3.解決した?それからどうするかをさらに考えよ
 4.気をつけろ。満足すれば追い抜かれる。安心すれば終わる
大抵の人や組織は、問題点が是正されれば納得し、日常の業務に戻る。しかし、トヨタでは問題はあくまで進歩の道具と考えている。そして、そこまで昇華させるのが解決状態の標準化である。
例えば、問題が解決し、作業時間が半分に短縮されたとする。すると、それを標準としてデータをはじきだす。明確に標準が設定されることで、それ以下の状態=新たに設けられた標準に対する異常を早く見つけることが出来る。

5章 チームの「知性」と「個性」が急伸する
 ?解決力の定着
 1.自分で考えろ。だが問題を一人で背負い込むな
 2.不機嫌な職場を変えたいなら、みんなで成果を喜ぶことだ
 3.仕事は権限でやるもんじゃない。辛抱して説得にあたれ
 4.「仕事に行く」のではなく、「知恵を出しに行く」と考えないか
 5.トヨタ式における問題解決プロセス

おわりに


【総評】
タイトルだけ見ると、問題解決法といった感じです。そして浅く読めば、確かにトヨタでの問題解決法が書かれているだけとも読めます。
しかし、この本でいう問題とは、上記分析でも書きましたが、成長・革新のための課題といった気がします。また、現状出てきた問題だけが問題ではなく、根底に眠る問題を見つけ出し、修正していくという姿勢を貫いてきたからこそ、長くトップの座に君臨しているのではないかと思いました。

こうした問題意識の持ち方は何も企業?仕事だけに使えるってものではありません。自分を育てたり、プライベートな人間関係の構築をする際にも生かせる手法・考え方が実に多いです。
そこまで深く読めると、日常の問題もワクワクになってくるのではないでしょうか?

考え方や意識の持ち方はいろんな書籍で見ることが出来ます。しかし、ここでは実際にトヨタの工場の中で行われた行動や会話が例として多数掲載されていて取り入れやすいです。


【こんな本もいかが?】
強運になる4つの方程式 / 渡邉美樹
和田裕美の必ず結果が出せる営業法則
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ちょくちょく拝見させていただいてます。
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| サトシ | 2008/09/13 21:12 | URL | ≫ 編集












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